生誕150年の船越義珍を流祖とする松濤館流、 世界的な空手団体である
日本空手協会が創立70周年を迎え、 6月1日に東京飯田橋で祝賀会が行われ
ました。
国内外の日本空手協会関係者、空手界からも多々、参列がありました。
全日本空手道連盟の笹川堯会長、全日本剛柔会の山口剛史会長、
和道流空手道連盟の大塚博紀三代目宗家、空手道今野塾の今野敏先生の
参列も見られました。
日本空手協会・草原克豪会長の挨拶から始まりました。
船越先生と柔道の加納治五郎先生の出会い、船越先生の教えと著作、
日本空手協会の歩みと空手技術書についての話しをされました。
続いて、全空連の笹川堯会長の挨拶があり2020年の東京オリンピックでの
空手初参加の意義を話しがありました。
途中、作家の今野敏先生が壇上に上がり、船越先生のモデルとした小説
「義珍の拳」を執筆したことを紹介。
船越先生は糸洲安恒先生と安里安恒先生に師事したが、安里安恒先生が
伝えた安里クーシャンクーは、日本空手協会の観空としてのみ残され
伝承されているとのこと。
祝賀会の翌日には日本空手協会第61回全国大会が行われました。